緑と自然に恵まれたプラントベースな国?ニュージーランドの食トレンドをお届けします

緑と自然に恵まれたプラントベースな国?ニュージーランドの食トレンドをお届けします

ニュージーランド(NZ)は、美しい自然に囲まれた国。オーストラリアから1,600kmほど離れた場所にあり、2つの主要な島(北島、南島)と複数の小さな島々でできています。

土地面積は268,000㎢で日本の方が少し大きい程度ですが、人口は約500万人で日本の1/26。人口が少ない分、広大な土地に農業が発展して行ったのでしょう。

また、人種もさまざまで、ヨーロッパ系、マオリ系、アジア系、ポリネシア系と、いろんな国籍の人が住む街なため、食文化も多様です(引用①)。
※マオリとはニュージーランドに住む部族のひとつ。

そんなNZでは、プラントベースな暮らしが注目されつつあります。動物性食材(お肉など)を使わないでも美味しい料理を食べることができる、NZ。そこで、なぜNZでプラントベースが注目されるのか、サステナビリティに対する取り組みについて、実際に現地へいった筆者がお話いたします。

この記事の監修者

earth meat 編集部

earthmeat LIKE CHICKEN!?は、カロリーや脂質を抑えつつ、タンパク質はしっかりと摂れる、ボディメイクに最適な植物性サラダチキンの大豆ミートです。

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横浜平和プラザホテル レストラン「BRICKS STUDIO」、赤坂のモダンなインド料理レストラン「ニルヴァーナ ニューヨーク」、ヴィーガン惣菜の定期宅配サービス「ブイクックデリ」などに採用されている、プラントベースフードです。

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国全体で意識して取り組むサステナビリティ

国全体で意識して取り組むサステナビリティ

私が行った、NZの最大都市・オークランドと少し離れたタウランガという地域。特にタウランガは広大な土地と緑、生き物が豊かな風景が広がっていました。そんな美しい土地をいつまでも持続させたいという思いから、NZではサステナビリティの精神が浸透しています。

そのため、人々はマイボトルを当たり前に持ち、お店にはリサイクル回収ボックス、過剰包装されていない農作物、レストランやスーパーで割り箸を渡されることはありません。”土地”を守るという視点から環境問題へ取り組む人・ブランド・企業が、NZにはたくさんありました。

さらに、NZには政府が定めた「The Productive and Sustainable Land Use (PSLU)」というプログラムがあります(引用②)。これは名前の通り、経済と環境の両面で持続可能な土地利用の実践を改善することを目的としています。

ヘルシー思考の食事|kwはプラントベース

ヘルシー思考の食事|kwはプラントベース

ニュージーランドといえば、お肉や乳業のイメージも強い国。私も行くまでは、牛肉のステーキやラム肉のソテーといったメニューが多いのでは?と思っていました。

ところがここ数年、ニュージーランドでは植物性の食事が人気を集めているそう。その理由としては健康面もありますが、一番は環境に対する懸念。畜産が環境に与える影響に対する意識が高まるにつれ、動物性食品の消費を減らすことを選択する人が増えているのです。

そのため、植物性メニューを提供するレストランやカフェ、専門店が増えています。私もプラントベース生活を送っているのでNZでの食事がどうなるのかと思っていましたが、困ることは全くなく、レストランでプラントベースメニューを提供してもらうことができました。

また、NZでは、植物性の代替肉(ソイミート)の人気も高まっています。これは、国を挙げて植物性食材が中心の食生活を推進していることも相まっているでしょう。

「ヴィーガンやベジタリアンの方だけでなく、肉食を控えたいけれども、味はしっかりしたものがいいという方など、”リデュース・ア・タリアン (reduce-a-tarians)”のマーケットをターゲットにしています」というメッセージも国から出ています。(引用③)

商品の健康度を示す、ヘルススター制度

商品の健康度を示す、ヘルススター制度

ニュージーランドでは、包装された食品を対象としたヘルススター評価制度があります。この制度は、その食品の栄養素をトータルで評価し、0.5~5つ星で示しているもの。星が多いものほど健康的であるということが一目でわかります。すべての食品でこの制度を取り入れているわけではなく、一部の食品メーカーが製品ラベルに使用しています。(引用

普段から健康的な食事の選択をしたい、けれど、何を選べばいいのか分からない…という人にとっては嬉しい制度ですよね。

肥満をWFPB(ホールフードプラントベース)で軽減できる?

肥満をWFPB(ホールフードプラントベース)で軽減できる?

NZで行われた研究を一つご紹介します(引用④)。NZ在住の肥満体型の成人男女(49名)に、6ヶ月間の食事プログラムを実施。そのプログラムがホールフード・プラントベース(WFPB)、カロリー制限は特になしというものと、特にWFPBではなく、通常の病院で実施されるケアを取り入れたものでした。

※WFPB(ホールフードプラントベース):プラントベース同様、植物性の食材を摂るもので、中でも加工度の低い、なるべく精製されていない食材を選ぶ食事方法。野菜、果物、全粒穀物、豆類、種子類、ナッツ類などが中心で、砂糖、小麦粉、加工油などの精製された食品を除きます。

その結果、通常のケアと比べてWFPBを取り入れたケアの方がBMI(ボディマス指数)の減少に成功したとのこと。さらに、6ヶ月のプログラム終了後にさらにプラス6ヶ月続けることで、体重をしっかり減らして健康体型に近づくことができています。

このように、ホールフードプラントベースな暮らしを取り入れることが、健康によく、さらには環境にも良いということで、NZではもうすでにスタンダードになりつつありました。

まとめ|緑豊かな国・ニュージーランドのプラントベース事情

まとめ|緑豊かな国・ニュージーランドのプラントベース事情

NZでは健康、倫理、環境に対する懸念に後押しされ、より多くの人々が日々の食生活に植物性食品を取り入れるようになっています。そのため、NZのプラントベース食生活は、今後も長く続くトレンドでしょう。

根底にあるのは、美しい自然や生き物を守りたいという思いや、健康志向から。単なる流行ではなく、私たちの健康や地球への影響など、食品に対する考え方の根本的な変化が要因となっています。プラントベースを実践している私も、また訪れたいと強く思う、素敵で過ごしやすい国でした。

これからもより一層、美味しく持続可能な食の選択肢が増えることを期待しています。

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