SDGs

サスティナブルフード(SDGs)とは?具体的な食事や取り組みを紹介

SDGsの広がりを受けて、にわかに注目されはじめた「サスティナブルフード」。聞いたことはあるけれど、よく知らない人が多いのではないでしょうか。そこで、サスティナブルフードとはどんな食事か、どんなメリットがあるかを解説します。

この記事の監修者

earth meat 編集部

earthmeat LIKE CHICKEN!?は、カロリーや脂質を抑えつつ、タンパク質はしっかりと摂れる、ボディメイクに最適な植物性サラダチキンの大豆ミートです。

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横浜平和プラザホテル レストラン「BRICKS STUDIO」、赤坂のモダンなインド料理レストラン「ニルヴァーナ ニューヨーク」、ヴィーガン惣菜の定期宅配サービス「ブイクックデリ」などに採用されている、プラントベースフードです。

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サスティナブルフードとは?

サスティナブルフードとは?
サスティナブルフードは「持続可能な食品」という意味ですが、この「持続可能」を理解するうえで重要なのがSDGsです。SDGs は2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略で、2030年までに達成すべき17のゴール(目標)を掲げています。

17の目標の中には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など、食と関わるものが少なくありません。「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」といった環境面の目標も、食料システムの改革なしには達成できないでしょう。

参照元:持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組|外務省

サスティナブルフードは、今まさに取り組むべき食料システムの改革において、鍵となりうる食品です。すべての人が持続可能な食生活を実現するために、様々な配慮や工夫がなされた食べ物をサスティナブルフードといいます。

サスティナブルフードの種類

具体的には、主に次の2種類の食品をサスティナブルフードと呼んでいます。

オーガニック食品

農薬や化学肥料を使わずに生産された農畜産物や、それらを原材料とした加工食品をオーガニック食品と呼びます。合成添加物や遺伝子組み換え、家畜に与える飼料や薬品なども規制されているため、「オーガニック食品=安心・安全」のイメージがあるでしょう。

食の安心・安全は、SDGsの目標である「すべての人に健康と福祉を」に通じます。また、農薬や化学肥料は土壌や水質汚染の要因となるため、これらを使わないオーガニック食品は、地球にやさしいサスティナブルフードの代表格です。

プラントベースミート

プラントベースミートとは、植物性の原材料から作られる「代替肉」のこと。オルタナティブミート、フェイクミート、べジミートなどの呼び方もあります。主原料には大豆、小麦(グルテン)、エンドウ豆が使われることが多く、中でも大豆ミートは良質なたんぱく質と食物繊維を補えるとあって人気です。

プラントベースミートがどうしてサスティナブルフードなのかといえば、畜産物の生産は農作物の栽培よりもはるかに環境負荷が大きいため。肉食による環境への影響について、私たちはもっと考える必要があるでしょう。

とはいえ、「代替肉を使いたいけれど使い方がわからない」という方も多いかと思います。下記では乾燥タイプの大豆ミートを美味しく食べるための戻し方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

>>大豆ミートを美味しく食べるための正しい戻し方

食事から取り組むSDGsについて

食事から取り組むSDGsについて
サスティナブルフードを食べることは、SDGsの取り組みのひとつ。普段食べているものを見直すことで、どのような問題の解決につながるのか紹介します。

食品ロス

本当は食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」と呼び、日本だけで年間570万トン(2019年度の推計値)に上ります。国民1人あたりでは、年間約45kg、1日に約124gもの食品を捨てているのです。

参照元URL:⽇本の⾷品ロスの状況(令和元年度)|農林水産省

オーガニック食品やプラントベースミートを選ぶ以外にも、規格外で廃棄されるはずだった野菜や消費期限の近い食材を利用することも、考えようによってはサスティナブルフードの取り組みといえます。

地球温暖化

世界では「地球のために牛肉を食べない」という運動が広がり、プラントベースミートの市場が急拡大しています。

牛のゲップにはCO2よりも強い温室効果を持つメタンが含まれます。
国連食糧農業機関(FAO)によれば、日本で発生する温室効果ガスのうち牛のゲップが占める割合は0.5%、世界では約4%に相当すると言われています。

参照元:農研機構【ガイドコミック】/第4話・牛のげっぷと地球温暖化|

牛のゲップ以外にも、家畜の排せつ物は大量の温室効果ガスを発生させます。

水質汚染

家畜の排せつ物は地球温暖化だけでなく、水質汚染の要因でもあります。固形状の家畜排せつ物を積み上げて放置する「野積み」や、地中に液体状の家畜排せつ物を貯める「素掘り」など、家畜排せつ物が不適切に処理や保管されるケースが見られ、環境問題の原因の1つとされています。近年では、水道水源の汚染に家畜の排せつ物が関係していると懸念され、適切な対応が求められています。

参照元:畜産環境問題とは|農林水産省

森林伐採

森林伐採は地球温暖化の原因になりますが、その主な目的は畜産物の生産量を増やすことです。森林を伐採してできた土地は、牛の放牧や家畜の飼料を栽培する農園として使われます。

CO2を吸収する森林を壊して、CO2を排出する場所にしているということを、私たちはきちんと知るべきでしょう。

陸地の土地利用

森林伐採とも関係しますが、陸地の約1/4は畜産に使用されていると言われています。

参照元URL:Greenpeace livestock vision towards 2050

国連報告書によると、2050年には世界の人口は97億人に達すると予測され、2020年より20億人も増加する見込み。

参照元URL:国際連合広報センター

今のペースで畜産物の消費を続けた場合、インドの国土の2倍ほどの森林を畑にしなければ、すべての人の食糧を確保できないと言われています。

穀物の大量使用

国連の発表では、2020年に最大8億1,100万人が飢餓に苦しんだと推定されています。これは、世界人口の10人に1人の割合にあたります。

参照元:国連報告書: パンデミックの年に世界の飢餓が急増

それにも関わらず、多くの食糧が家畜に与えられていると言われています。
肉1kgの生産に必要な穀物の量をとうもろこしで換算すると、牛肉では11kg、豚肉では6kg、鶏肉では4kgです。

参照元:お肉の自給率|農林水産省

なお、日本人は昔から大豆製品をよく食べますが、欧米では油の原料か家畜の飼料としての利用が大半。大豆は良質なたんぱく質を含んでいるのに、もったいない話です。

また、サステナブルフードと同じように「フードテック」も注目されています。フードテックに関して詳しく知りたい方は下記のコラムをご覧ください。

>>フードテックとは?新たな産業と活用事例について

大気汚染

大気汚染の原因物質は、自動車や工場、工業化された農場からも多く発生します。特に近年問題となっているPM2.5は、炭素・硝酸塩・アンモニア・ケイ素・アルミニウムなどで形成され、農業の盛んな地域ではアンモニアの微粒子が他の微粒子を上回っている場所も。

アンモニアの主な発生源は家畜の糞尿や化学窒素肥料で、PM2.5の形成を助長するとされています。

参照元:微小粒子状物質の国内における排出抑制策の在り方について|環境省

土壌劣化

化学肥料は土壌を汚染するだけでなく、劣化させる要因です。土壌の劣化とは、特定の栄養分が過剰になったり、不足したりすること。化学肥料に頼ると土の力が低下し、農作物の生産量も減ってしまうのです。

オーガニック食品に興味のある人は、土の力がいかに大切かお分かりでしょう。有機農業は土づくりだといわれます。化学肥料は何年もかけてつくった良い土を、一瞬で台無しにしてしまうものです。生態系を保つうえでも土壌の劣化を食い止める必要があります。

水の過剰使用

トウモロコシ1kgを生産するのに1,800リットルの水が必要なのに対し、牛肉1kgではその2万倍もの水を必要とします。
これは、牛の成長のために穀物が大量消費されるからです。

参照元:環境省_virtual water

牛肉に限らず、畜産物の生産には、飼料の栽培や排せつ物の処理、屠畜、加工、輸送などで、農作物の何倍もの水が使われるのです。

まとめ

SGDsの達成期限である2030年に向けて、日本の企業やレストランでも、サスティナブルフードの開発や提供に取り組んでいます。消費者がそうした食品を積極的にとり入れることで、生産者が作るものも変わっていくでしょう。

食のサスティナビリティ(持続可能性)を高めるために、一人ひとりが食について考えることが大切です。普段食べているものがどのように作られているかを知れば、作り手や地球への感謝の気持ちが大きくなり、幸福感が増すとされています。

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LIKE CHICKEN!?のコラムでは、「高タンパク質・低脂質の食品を紹介!選び方やおすすめの調理法」や「ヴィーガンとは?定義やベジタリアンとの違いについて」など、からだや地球のことを考えた食生活を応援する幅広い記事を公開しています。

気になる方は、「おすすめの関連記事」や「人気記事」からぜひチェックしてみてください。

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